NATIVE畑のコシヒカリ米収穫2025

令和の米騒動、、そんなNEWSが飛び交う2025年

NATIVE畑では代々続く米作りは親の代、祖父母の代、と私たちが生まれた時から日常にあった恒例行事

代々続いてきた季節度の手仕事です

今問題になっている米価格

仕事を持ちつつ我が家みたいな小規模農家は1年間の作業の手間と携わった人間の仕事量を時給換算したら間違いなく買った方が安いかも。。

いろいろ意見はありますが自然の農法にこだわればこだわるほど大変な肉体労働

でもお金では買えない美味しさや愛や学びが沢山詰まった稲作でもあります

お米は買う物ではなく作るものが当たり前で育ってきましたが大人になり親になりその環境や安全性や愛情たっぷりな農作物の尊さにも改めて気づき、その尊さはまたその次の代、東京や県外へと自立し始めた子供達にも伝わっているようです

5月の種まきから始まり、収穫までの水の管理や草取り、、そして9月下旬の稲刈り作業

稲刈り機で稲を刈り、その1束1束を干す作業は手作業

まさに人の手数で早く終わるのか終わらないのかが決まります

四尾連湖のカフェやSUPの繁忙期と重なるので数時間だけの手伝いで四尾連湖へ向かう年も、もちろん家族一族総出作業

そして今年は四尾連湖カフェやサップがより忙しく稲刈りと重なり特に母と兄と夫の活躍は大!でした

農作業は天候や生育により日にちや時間の変更は日常茶飯事!

全て畑や田んぼ、自然のリズムへと人間が合わせます

三脚パイプや1本パイプなどで稲を干す棚を作りS字フックで2段重ね仕様に馬を作り

(脱穀終了後の馬パイプ写真↓)

稲を1束1束馬パイプに掛け天日干し(パイプに沢山、稲藁をかけられるようにするには実は干す時のコツがあるんです)

落穂拾い作業も行います

1粒とも無駄にはせず細かな作業も手作業で拾い歩きます

そして天気と睨めっこしながら10日ほどで穂をつけた稲藁が乾燥したのを見極めて脱穀作業

 

脱穀した藁(わら)は6〜7束にまとめこれも手作業。多分私、めちゃくちゃ藁(わら)を丸けるの早いと思います笑

藁(わら)束を畑の隅に運び、パイプを解体し、籾を倉庫へと運びだし、全ての米作り作業が終わります

次の日は大体、筋肉痛

※今はJAや事業者の方に頼みコンバインで稲刈り脱穀、乾燥と機械が全てやってくれますが、頼むにせよ機械導入にせよ小規模農家にはお金がかかりすぎということで昔ながらの農法でコツコツ手作業です、もちろん続けられるところまで行きたいが、あまりにも忙しい時期に重なると頼む?どうする?と揺らぐ心もなくはない

手作業の理由の1つは稲藁の存在、大体のコンバインは稲藁を散り散りにしてしまうので束で残る藁(わら)は貴重な存在

藁(わら)束は野菜や果物作りに欠くことのできない材料の1つ

収穫したお米は籾(もみ)で1年倉庫で保管し食べる直前に精米

精米時に出る、籾殻や米ぬかも畑に欠くことができない土の栄養となり野菜作りの材料にもなります

(↓秋冬野菜作り大根もすくすく成長中、もちろんこちらにも藁(わら)を使います果物栽培にも◎)

まさに無駄が1つも出ない稲作は『自然の循環農法』

人や大地を優しく豊かにしてくれます

いろいろ大変な作業ですが今年も美味しいお米を収穫できたことそれを口にする家族やお客様の健康を願い

『大地や自然や地球に感謝』です

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